子どもが賢く育つ家づくり。やって良かった!この工夫

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子どもが賢く育つ家づくり

子どもには、元気にのびのびと育ってほしいですね。

そして欲を言えば、賢く育ってくれたらもっと嬉しいと思いませんか?

今回は、私が家を建てる前から読んでいた陰山英男先生の『賢い子が育つ部屋づくり』を参考に、我が家で実践してみて良かった工夫を場所別にご紹介します。

これを読んで取り入れれば、子どもがどんどん賢くなっちゃうかも知れません。

子どもが賢く育つ家づくり:リビング

本棚を置く

子どもが賢く育つ家づくり

我が家では、子どもが手に取りやすい低い位置に本棚を置いています。

棚に並んでいる本は子どもが保育園児の頃はすべて絵本でしたが、小学生になった今では図鑑や辞典が増えました。それから、図書館で借りてきた本もたくさん並んでいます。

先日、夕食の時に味噌汁に入れたハマグリの中からカニみたいな生き物が出てきたのですが、それを見た長男ほーくん(小5)が、

「あ!これなら確か、あの図鑑に載ってた…これこれ!”オオシロピンノ”って言うんだって!」

と、本棚から”水の生き物図鑑”を持ってきて見せてくれました。

好奇心旺盛な子どもの“知りたい欲”を満たしてくれる本が身近にあると、必要な時にサッと調べられて便利です。

子どもを本好きにするには、子どもの身の回りにたくさん本を置いておくのが一番です。

本は買ったり、図書館で借りたりして、多様な本を揃えましょう。家の中に小さな図書館を作るような感じです。

本が身近にある環境を作っておくと、子ども自然と本を読むようになるのでおすすめです。

地球儀や地図を置く

子どもが賢く育つ家づくり

我が家では、テレビの横にこのような地球儀を置いています。

こんな小さな地球儀でも、例えばテレビのニュースで取り上げられた国がどこにあるのかすぐに調べることができます。

その国は日本からはどのくらい離れているのか、日本と比べて大きさはどうなのか、日本より暑いのか寒いのか、人口は…などなど、子どもの興味や話題がどんどん広がります。

さらに近くに地図帳を用意しておけば、もっと詳しく調べたい時に便利です。

子どもの知的好奇心が刺激されたチャンスを逃さず、わからないこと、気になったことがあったらすぐ調べる環境と習慣を作っておくと、その積み重ねが学力の土台になります。

勉強はリビングで

子どもが賢く育つ家づくり

陰山先生は、勉強する場所として奥行きが60cmぐらいの横長の机を窓の前に置くことをすすめています。

横長の机を窓の前に置いて開放感を演出すると、子どもの勉強意欲を向上するのだそうです。

そしておすすめは、この横長机をキッチンの斜め前に置き、勉強する子どもをキッチンで料理する親が斜め後ろから見守れるようにします。

我が家はスペースの関係で横長の机は置けなかったのですが、“キッチンから親が見守れる位置で学習”というポイントは取り入れています。

私がキッチンで料理や食事の片づけをしていると、ほーくんももっちゃんも自然と向かいに位置するダイニングテーブルで勉強を始めます。

なので、やはり親が近くにいるリビングは勉強がしやすいのかなと思います。

リビングの一角をギャラリーに

子どもが賢く育つ家づくり

我が家ではリビングで座った時によく見える位置に、子どもの絵や習字を飾っています。

家を建てたばかりの頃は壁に何かを飾ることにためらいがあったので子どもの作品はしまい込んだままでしたが、ある時 試しに飾ってみたら子どもたちがものすごく喜んだのです。

それからは定期的に貼り換えて、家族みんなで子どもの作品を楽しんでいます。

壁に何も貼らなければ家をきれいに保つことはできますが、それよりも家族が楽しく過ごせる家にすることの方が大切だということに気付かされた出来事でした。

子どもが作った作品を大切に飾っておくことは、「あなたのことを大事にしているよ」という親から子どもへのメッセージにもなります。

お絵かきボードを活用

陰山先生の本では、リビングに大きなホワイトボードを置いていたというお宅が紹介されています。

算数が好きなSくんのために、図や式をたくさん書けるようにとお父さんが用意してくれた、たたみ1畳分ほどもある大きなホワイトボード。忙しいお父さんは夜遅く帰ってきた夜でも、Sくんがホワイトボードに書いた質問に応え、解き方のアドバイスを書いておいてくれたそうです。そうしてぐんぐん理解力をつけたSくんは、難関の私立中学校に入学できたということです。

我が家はこれにヒントを得て、ホワイトボードではありませんが“お絵かきボード”を活用しています。

子どもが賢く育つ家づくり

最初は普通におもちゃとして買ったモノですが、これが言葉だけで伝わりづらい時に超使えるんです。

漢字の書き順を教える時や、算数の図や式を書く時、他にも友だちの家を地図で説明してもらう時など、いろんな場面で役立ちます。

仕事でも、会議中にホワイトボードを使って説明すると内容が効率的に伝わることってありますよね。

同じような効果が期待できるホワイトボード、私の一押しです!(写真は2代目ですが使いまくっているのでだいぶ傷んでいます)

子どもが賢く育つ家づくり:風呂場

これは100円ショップで見つけたお風呂場の掲示物です。子どもたちに大好評なので紹介します。

子どもが賢く育つ家づくり

こんな風に水やお湯で簡単に貼ることができます。お風呂の時間に親子で楽しく学べちゃいますよ。

100円でこんなに素敵なものが手に入るなんて、今は便利な時代になりましたね。

ちなみに、我が家で買ったシリーズは次の4種類です。

  • ひらがな・カタカナ表
  • にほんちず
  • 九九おぼえちゃおう
  • ローマ字おぼえちゃおう

子どもが賢く育つ家づくり:トイレ

次にご紹介するのは、トイレの掲示物です。

子どもが賢く育つ家づくり

うちで購読している新聞には、週刊子ども新聞が付いてきます。

この新聞、結構わかりやすくて良いことが書いてあるので子どもたちに読むようにすすめても、なかなか読んでくれないので「もったいないなぁ」と思っていました。

ある時、「トイレに貼ってみたらどうだろう?」と思いつき早速やってみたところ、これが大成功!トイレではじっくり読んでいるようです。

特にもっちゃんは、新聞に書いてあることを得意気に説明してくれるようになりました(まぁ、私も読んでるんですけどね 笑)。

ということで、子ども新聞なんかはトイレに貼ると最大限に活用できるかもしれません。

まとめ

今回は、陰山先生の本を参考に、我が家で実践していることをまとめてみました。

子どもたちが賢く育っているかどうかはわかりませんが(笑)、日常生活の素朴な疑問や不明点は放っておかず、自分で調べる習慣がついています。

これからも家庭でできる工夫があれば、どんどん取り入れていきたいと思います。

そして子どもたちが大人になった時、「快適で、なぜか楽しく勉強に取り組める家だったな~」と思ってもらえたら嬉しいです。

この記事が、お子さんが健やかに賢く育つ家づくりのヒントになれば幸いです。

《参考文献》 学研ムック 『賢い子が育つ部屋づくり』

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