子どもの高熱が続くとき、私の体験談と子どもにしてあげたい3つのこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
子どもの高熱が続くとき

子どもは突然、高熱を出すのでビックリしますね。

昼間はめちゃくちゃ元気に遊んでいたのに、夕ご飯を作っている時 ふと見ると、あれ?なんかゴロゴロ寝ころがってて様子がおかしいぞ、もしかして…。

熱を測ってみると、えー!?

39度超えてる!!

我が家の次男もっちゃんも、まさにこんな感じで先日夜中に熱を出し、2日間学校をお休みしました。

子どもが高熱を出して苦しんでいると、親としてはなんとかしてあげたいと思いますよね。

この記事では、子どもの発熱のしくみや病院受診の目安、高熱が出ている時に子どもにしてあげると良いことについて、医師や看護師からのアドバイスと私の体験をまとめました。

これを読めば、お子さんが突然高い熱を出してもあわてることはありません。

子どもが高熱を出すしくみと、医師に聞いた病院受診の目安

子どもの高熱が続くとき

発熱は体が闘っている証拠

発熱の理由はほとんどの場合、病気の原因となるウイルスや細菌と有利に闘うための体の防衛反応です。人間にとって快適に過ごせる体温は、実はウイルスや細菌にとっても居心地が良いのです。

体が熱を上げるとどうなるかというと、まずウイルスや細菌が活動しにくくなります。そして体の免疫細胞は活性化されるので、ウイルスや細菌をやっつけることができるというわけです。

高熱が続く ≠ 重い病気

体温計で40度台の数字を見ると、びっくりしちゃいますよね!

でも子どもの場合、高熱が数日間続くことは珍しいことではないようです。

そもそも、子どもはどうしてすぐに高い熱を出すのでしょう。

それは、大人と違って子どもの体温調節機能が完全には発達していないためだといわれています。よって、成長とともに調節機能が成熟すると高熱を出すことも減っていきます。

ついつい、“高い熱”=“重い病気”と思ってしまいがちですが、必ずしもそうではないということです。

医師に聞いた、すぐに病院を受診するかどうかの目安

とはいえ、幼い子どもの場合は特に、熱を出して辛そうにしていると心配になってしまいますよね。

夜間でもすぐに病院を受診したほうが良いのか、それとも朝まで家でゆっくりさせてからでいいのか?自分の判断がもし間違ってしまったらと思うと、なかなか決断できないものです。

そこで、病院の先生に受診の目安について聞いてみました。すると、“生後3ヶ月を過ぎていて、だいたい普段どおりに”食べる(飲む)・寝る・遊ぶ』ことができていれば、急いで病院を受診しなくても大丈夫”だそうです。

このような時は、すぐに受診しなくても落ち着いてからの受診でいいですよ、とのことでした!

子どもの高熱が続くとき

それでも自信が持てなくて不安だわ、という方には、以下のような電話相談やサイトがあります。

子ども医療電話相談事業(厚生労働省/各都道府県)

こどもの救急-おかあさんのための救急&予防サイト(厚生労働省研究班/社団法人日本小児科学会 監修)

私も子どもが保育園児の時にはよく利用していました。

これ以外にも、加入する健康保険組合や医療保険に電話相談窓口が付帯されている場合もありますので、一度確認してみると良いかもしれません。

いざという時に相談できるところがあるというだけで、心強いですね。

高熱が続いた時、子どもにしてあげたい3つのことと私の体験談

水分補給をこまめにする

子どもの高熱が続くとき

成人の体の約60%は水分です。そして、赤ちゃんの場合には約80%が水分と言われています。

水は人間の体にとって欠くことのできないものですが、熱が出ている時は発汗や呼吸によっていつも以上に体の水分が失われていくので、脱水状態になりやすいです。効果的に水分を補給しましょう!

【発熱時の水分補給のポイント】

  • 一度にたくさん飲ませない
  • 飲み物を冷やし過ぎない
  • 経口補水液など、ミネラルを含むドリンクを飲ませる

“のどが渇いた”と感じた時には、すでに脱水状態が始まっている場合もあるので、のどが渇く前にこまめに水分を摂らせると良いでしょう。

子どもが気持ちよく過ごせるようにする

本人が快適な温度調節を

子どもの熱が続くとき

私が子どもの頃は、“汗をかくと熱が下がる”と言われていて、よく厚着して布団をかけられ無理やり汗をかかされていた思い出があります(笑)。まぁ、あれはあれでスッキリしましたけどね。

現在は、そのようなやり方ではなく、子どもが気持ちよく過ごせるようにしてあげることが推奨されています。

【子どもが気持ちよく過ごせるポイント】

  • 熱の上がり始め → 衣服・布団をかけるなどして保温する
  • 熱が上がり切ったら → 保温はせず、必要に応じて薄手の掛布団などを使って調整

【冷やす場所はおでこより”わきの下”や”そけい部”】

以前もっちゃんの中耳炎で通っていた耳鼻科の先生からは、熱が高過ぎる時は、おでこより“わきの下“や“そけい部(太もものつけ根)”を小さな保冷剤で冷やすといいよとすすめられました。“わきの下“や“そけい部”には太い血管が通っているため、熱が少し下がるのだそうです。ただし、本人が嫌がらなければとのことでした。(もっちゃんは嫌がるので試してません…)

お風呂は短時間ならOK

私が子どもの頃は「熱がある時、お風呂はぜったい入っちゃダメ!」と母から言われていましたが、病院の先生に聞いてみると「どっちでもいいよ。」との回答でした。

ただ、熱すぎるお湯や長風呂は熱がこもってしまうのでやめた方が良いそうです。

もっちゃんの場合は本人が入りたがるので、熱があってもだいたい5分程度入浴します。本人曰く、お風呂に入ると気分が良くなるんだそうです。

必要に応じて解熱剤を使用数する

子どもの高熱が続くとき

解熱剤は病気を治すものではありませんし、効果は一時的なものです。

そうはいっても、熱のせいで水分をとれなかったり夜になってもなかなか寝付けない時には、解熱剤が助けになってくれます。

一時的にでも熱を下げて、水分を摂取したり眠って体力を回復することも大事なことだと私は思います。

先日もっちゃんが高熱を出した初日の夜は、眠ったかと思えばすぐに起きてを繰り返し、もっちゃんの疲れは限界のようでした。

そこで本人と相談して、2日目は夜寝る前に解熱剤を服用したところ、朝までぐっすり眠ることができたので、使って良かったなと思っています。

熱があっても元気なら解熱剤を使う必要は無いかもしれませんが、子どもの状態に応じて効果的に活用できるといいですね。

まとめ

子どもの高熱が続くとき

今回は、子供が高熱を出す理由や発熱時に親ができることをまとめてみましたが、いかがでしたか?

高熱が続くとどうしても心配になりますが、お父さんやお母さんがあわてていると子どもも不安になってしまいます。

そんな時にはこの記事を思い出し、「大丈夫、そのうち良くなるさ。」という気持ちでお子さんと向き合っていただけたらと思います。

おまけ♪

最後に、我が家のほーくんともっちゃんに聞いた、“熱がある時、お母さんにしてほしいこと”をご紹介しますので、興味のある方はどうぞ。

  • 抱っこ
  • かまってほしい
  • そばにいてほしい
  • 手をつないでいてほしい
  • 呼んだらすぐに来てほしい
  • おいしいご飯を食べさせてほしい
  • 夜中に起きちゃった時にはなぐさめてほしい

高熱の時は、どうやら赤ちゃんに戻ってしまうようですね(*^^*)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*