子どもの寝かしつけに手を焼いていませんか?
「あー、もう1時間も寝かしつけしてるのにまだ寝ない!この時間があればアレもコレも出来てたのになぁ…。」
「明日も仕事だし早く起きなくちゃ、一体いつになったら寝てくれるんだろう?私がもう1人いたらいいのに。」
わかりますよ、その気持ち。
私も子どもたちが小さい頃は、寝かしつけに毎夜イライラしていました。
この記事では、そんな私がやってみてうまくいった寝かしつけの方法や調べたことをまとめました。
これを読んでお子さんを寝かしつければ、今までより寝かしつけの時間が短くなって、自分の時間がぐ~んと増えるかもしれません。
子どもが眠りやすい環境づくり
生活リズムを整える
子どもの寝つきを良くするには、生活リズムを整え決まった時間に寝て起きることが大切です。
まずは毎日の就寝時間を決め、そこから逆算してお風呂や食事の時間を考えましょう。
また、朝はカーテンを開けて自然光が入るようにすると自然に目が覚めやすい上に、体内時計がリセットされて夜の寝つきが良くなります。
日の覚醒と睡眠のタイミングを司っている体内時計は、起床直後の太陽の光を手がかりにリセットし、1日の時を刻んでいます。光による朝のリセットが毎朝起床直後に行われないと、その夜に寝つくことのできる時刻が少しずつ遅れます。
(厚生労働省健康局 健康づくりのための睡眠指針より引用)
日中はたくさん遊んで夜はグッスリ
私の経験上、昼間に外で思いっきり遊ばせた日は、寝かしつけの必要もないくらい寝つきが良く、またぐっすり眠ってくれました。
逆に遊び足りずに体力が余っている時は寝つきが悪く、ぐずりがちでした。
適度な運動量は、良い眠りにつながるようです。
パジャマに着替えて寝かせる
パジャマに着替えることで、子どもに“これから寝るんだ”という意識が生まれます。パジャマは本人がお気に入りのキャラクターを選ぶと、自分から進んで着てくれます。
また、汗かきな子どもには吸水性の良い綿100%のパジャマで質の良い睡眠が期待できます。
寝る時間の少し前から部屋を暗めにする
”寝る時間の30分くらい前から部屋を暗めにしておくと良い”という情報を育児雑誌で知りやってみたところ、実際に寝つきが良くなりました。
子どもが夜興奮してしまっていて眠りそうもないなぁという場合にも、部屋を暗めにしていると次第に落ち着くのでおすすめです。
これには科学的根拠もあります。部屋を暗くすると、睡眠を促進する脳内ホルモン“メラトニン”が分泌されるので眠気を誘うとのことです。
メラトニンとは⇒松果体から分泌されるホルモン。下等動物からヒトまで、季節のリズムや概日リズム(サーカディアンリズム)の調節作用をもつ。
(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより引用)
寝る前にテレビやスマホ、ゲームをみせない
テレビやスマホ、ゲーム機の液晶画面から出ているブルーライトは、先ほどご紹介した睡眠を促進するホルモンである、“メラトニン”を減少させてしまうといわれています。
ですから、寝る1時間前からは使わないのが理想です。
これは子どもだけでなく、大人も一緒に気をつけたいことですね。
入眠儀式を活用しよう
入眠儀式とは⇒就寝前に習慣とする行動。読書、入浴、歯磨き、アロマセラピー、音楽を聞くなどによって、眠りにはいることが容易になるとされる。
(コトバンク 三省堂大辞林 第三版より引用)
子守唄を歌う
昔からの定番ですが、効果抜群です。
私も小さい頃 父や母に歌ってもらっていました。親に歌ってもらうとなんだか安心して、すぐに眠くなったことを思い出します。
それからこれも育児雑誌の情報ですが、歌声は高い声より低い声が良いらしいです。うちの子たちに試してみたら、確かに低い声の方が寝つきがよかったです。
ちなみにうちの子たちがよく寝る歌ベスト3は、
-
- ♪赤とんぼ
- ♪ねんねんころりよ
- ♪自作の子守唄(超適当)
です。
自作の子守唄、あなたも作ってみてはいかがですか?
体をトントン
これも昔からありますが、背中などを軽くトントンしてあげると眠りに入りやすいようです。
でも、これは子どもによりけりかな?うちの場合、長男ほーくんはこれがお気に入りでしたが、次男もっちゃんは手をつなぐ方が好きでした。
いずれにせよ、子どもにとっては親と触れ合うことでホッと安心してよく眠れるようです。
絵本を読む
これは子どもたちが小学生になった今でも続けています。
まだ寝ずに遊んでいたい!という時でも、子どもは絵本の読み聞かせが大好きなので、寝る前のお楽しみにしちゃえばスムーズに寝室へ行くようになります。
我が家では子どもが小さい頃から、歯を磨いたり寝るしたくが終わったら絵本をひとり1冊ずつ選ぶのが習慣になっています。読み終わったら電気を消して「おやすみなさい」をします。
その他のコツ(なかなか寝ない時の最終手段)
寝息を合わせて寝たフリ
これはたまたま発見したのですが、子どもの寝息に自分の呼吸を合わせていると、すんなり寝てくれることが多いです。そして目を閉じて寝たフリをしています。
とってもおすすめなこの方法、欠点は高確率で一緒に寝てしまうことです。
私はこれで何度も朝方「あちゃ~!」となりました(笑)。
子どもが産まれたときや妊娠中の話しをする
子どもは、自分がお腹にいた頃や産まれた時の話しをすると喜びます。そして安心するのか、だいたい話しの途中で眠っちゃいます。
ポイントは、”物語風に話すこと”と”ゆったりとした口調で話すこと”です。
数をかぞえる
これは超簡単、数を数えるだけでOK。
ポイントは、“小さな声でめちゃくちゃゆっくり”です。
数なら
「い~~~ち、…、に~~~い、…、さ~~~ん、…」
といったイメージです。(わかりますかね(^▽^;))
うちの子たちは、100までいったことないですよ。ぜひお試しください。
小学生なら足し算、九九も使えます。頭も良くなって一石二鳥!かも?
まとめ
さて今回は、寝かしつけを楽にする方法として子どもが眠りやすい環境づくりや入眠儀式などを紹介しましたが、いかがでしたか?
今振り返ってみると、私が寝かしつけにイラついてしまう理由は”こんなことがずっと続くのか”と思うからでした。
でも、寝かしつけはいつまでも続きませんよ。うちもそうですし周りに聞いてもそうですが、小学校に入学する頃から長時間の寝かしつけは必要なくなります。
逆に言うと今だけしかできないんです!
そんな期間限定の寝かしつけ期間、できるだけイライラせずに過ごしたいですね。
そのために、少しでも今日の記事がお役に立てれば嬉しいです。