小学校から近い家のメリット・デメリットは?住んでみてわかったこと

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小学校から近い家のメリット・デメリット

マイホームは、子どもが小学校に入学するタイミングに合わせて考える方も多いかと思います。

私の周りでも、“途中で転校することのないように”と、子どもの小学校入学前に家を決めた友人が何人かいます。

そしてその時期にマイホームを考えるとなると、気になるのは「小学校に近い場所ってどうなんだろう」ということではないでしょうか?

そこで今回は、実際に小学校から徒歩1分の距離に住んでいる私から、小学校から近い家のメリット・デメリットをご紹介します。

これを読めば、自宅から小学校までが近い家に住むとどんな感じなのかが具体的に想像できるでしょう。

なぜ家を小学校から近い場所に建てたのか

小学校から家が近いメリット・デメリット

我が家が小学校から近い場所に家を決めた理由は、主人の実家で「敷地内同居」をすることになったからです。

どのくらい近いかというと、通学路はだいたい150m、通学時間は歩いて約1分です。2階のベランダからは校庭がよく見えます。

通学路は1km以上、毎日20分かけて小学校に通っていた私からしたら超うらやましい距離です。

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小学校から近い家、5つのメリット

1 小学校への登校距離が短い=子どもが朝家を出る時間が遅い

小学校から近い家のメリット・デメリット

一番のメリットはやはりコレです!

うちの子供たちが通う小学校の場合、一番遠いお宅では2km以上あります。

朝、その家のお子さんが家を出る時間は6時50分だそうです。

うちの子供たちが家を出るのは7時20分過ぎなので、その差はなんと30分以上!

毎日のこと、しかも何年も続くことなので、朝の時間帯にゆっくりできるのは非常に大きなメリットといえます。

特に嬉しいのはお弁当持ちの日です。そんなに早起きしなくても充分間に合います。

また、大雨の日には家から学校が遠いと雨合羽やランドセルカバー、長靴が必須ですが、学校と家が近いとすぐに着くため必要ありません。

実際にうちの子たちは、念のためにと買いましたが全然使いません。(頼むから1回ぐらい使っておくれ!)

2 運動会など行事の時、小学校まで歩いて行くのがラク

うちの子の通う小学校には、駐車場が十数台分しかありません。

その駐車場も、運動会の時には使えないため、お弁当などたくさんの荷物を持って徒歩で行きます。

この時小学校と家が近いと行きも帰りもとってもラクな上に、ちょっとした空き時間に家に戻ることもできちゃいます。

また、運動会以外の行事(参観会、音楽発表会、持久走記録会、親子活動など)の時には、晴れれば運動場が駐車場として使えるのですが、雨の場合は運動場がぬかるんでしまうという理由で使えません。

そうすると”保護者は徒歩で来てください”ということになります。

家が遠いと、雨の中 長い距離を歩くことになるので、そんな時も家が近くて本当に良かったと思います。

3 災害時や訓練の時、小学校まですぐに迎えに行ける

小学校から近い家のメリット・デメリット

地震や台風の際、避難警報が発令されると保護者が小学校へ子どもを迎えに行くことになります。

そんな時も家が近いとすぐに駆けつけられるので安心です。

またうちの子の通う小学校では、年に1度、”災害時引き渡し訓練”というものが行われます。

これは、実際の災害に備えて、学校が保護者に子どもを引き渡す訓練をするものです。

この時には、”実際の災害時は車が使えないことが想定されるので徒歩で来てください”と言われるので、これも家が近い方が便利です。

4 小学校の校庭にすぐに遊びに行ける

我が家の長男ほーくん(小5)と次男もっちゃん(小2)は、スポーツ少年団でミニバスケットをやっています。

ちょっとバスケットを練習したいという時には、ボールを持って小学校へ行き、校庭にあるバスケットゴールをよく使わせてもらっています。

また、小学生は一度家に帰ってから友だちと学校で待ち合わせをして遊ぶことも多いのですが、そんな時も歩いてすぐなので超ラクチン。

ブランコや滑り台、ジャングルジムやタイヤ飛びなどの遊具もあって、公園のように遊べます。

親もすぐに様子を見に行ける距離なので安心して送り出せます。

5 忘れ物を取りに行くときにラク

小学校から家が近いメリット・デメリット

朝、登校中に忘れ物に気づいたら、家が近いのですぐに取りに戻れます。

また、学校から帰ってきてからの忘れ物も家が近いとすぐに取りに行けます。水筒、給食袋、教科書、宿題のプリント、などなど。

うちの子たちはしょっちゅう忘れますが、家が近過ぎて取りに行くのが全然苦にならないようです。(だから懲りないのか 笑)

「自分の忘れ物なんだから自分で取りに行ってきなさい!」と言う親の方も、家が遠いよりは近い方が安心です。

小学校から近い家、3つのデメリット

1 子どもの声が気になる(感じ方には個人差アリ)

これは感じ方なので個人差があると思いますが、“子どもの声が気になる”ということです。

私は実際に住んでいて、特に気になったことはありません。子どもの声が嫌いじゃないからかな。

真夏で網戸にしていても“うるさい”と思うことはありませんが、風向きによっては休み時間などに子どもたちが校庭で遊ぶ声が聞こえることはあります。

でも私は、子どもの声って明るくていいなぁと思います。

さすがに運動会の時期は大きな声や音楽が聞こえることもありますが、がんばってるなぁと思うくらいです。

しかし、これは私の感覚なので、人によっては“うるさい”と感じることがあるかもしれません。

2 下校距離が短かすぎる

小学校から家が近いメリット・デメリット

これは子どもたちから出た意見です。

登校距離が短いことはメリットなのですが、下校となると「友だちとの時間をもっと長く楽しみたい!」のだそうです。

単純におしゃべりを楽しんだり、”石けり”や”ランドセル持ちじゃんけん”など、下校の時ならではの遊びにもっと参加したいんだと言ってました。

それでなのかな?時々遠回りして帰ってきているようです。

3 友だちが訪ねて来やすい

学校から家が近いと、たくさんの友だちに家を覚えられやすいです。

すると、友だちがいつも集まってきて”たまり場”になってしまう場合があるようです。

うちの場合、みんなの登下校の道から少し外れているせいか そういうことはありませんが、近所のお母さんから「いつもウチばかりに集まってしまって困るわ」という話しを聞いたことがあります。

また登校時や下校時に、子どもたちに「トイレ貸して~」とよく言われるというお宅もありました。

まとめ

小学校から家が近いメリット・デメリット

今回は、小学校に近い家のメリット・デメリットをまとめました。

メリット

  1. 小学校への登校距離が短い=子どもが朝家を出る時間が遅い
  2. 運動会など行事の時、小学校まで歩いて行くのがラク
  3. 災害時や訓練の時、小学校まですぐに迎えに行ける
  4. 小学校の校庭にすぐに遊びに行ける
  5. 忘れ物を取りに行くときにラク

デメリット

  1. 子どもの声が気になる(感じ方には個人差アリ)
  2. 下校距離が短かすぎる
  3. 友だちが訪ねて来やすい

私は実際に住んでみてメリットの方が大きいと感じているので、小学校に近い場所に家があって本当に良かったと思っています。

また、主婦で家にいる時間が多いので特にそう感じるのかも知れませんが、なにより子どもが近くにいるという安心感が大きいです。

この記事が、ご家族のベストな住まい選びの参考になれば幸いです。

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