旅行や帰省で渋滞に巻き込まれてしまった時、子どもがグズり出して手を焼いていませんか?
子どもは退屈が大の苦手ですから、何もしないでじっと座っていることは苦痛でしかないようです。
「テレビやビデオを観せておくから困らないよ。」という方もいるかと思いますが、それはもったいない!と私は思います。なぜなら、子どもと楽しく遊べるチャンスを逃しちゃってるからです。
この記事では、私たち家族が渋滞にハマった時にやっている、暇つぶしにはもってこいのゲームを3つご紹介します。
うちの子供たちは、渋滞の時だけでなく普段の移動の時もすぐに「アレやろう!」と言いだすほどお気に入りですよ。
活用することで、子どもと楽しく遊べるだけでなく、お子さんの意外な一面を発見できるかも知れません。
映像を観せておくだけで目的地に着くのとは一味違った体験をしてみませんか?
1 しりとりゲーム
これは誰でも一度はやったことがあると思いますが、言葉をつなげていく遊びです。
やり方は、まず最初の1人が適当な単語を言います。
次の人からは順番に、前の人が言った単語の最後の文字から始まる単語を言います。
そして、“ん”で終わる単語を言ってしまうと、その人は負けです。
そんな簡単なゲーム、おもしろいの?と思われるかも知れませんが、これが子どもを交えてやるとめちゃくちゃ楽しいんですよ。
大人は思いついた単語を頭の中で見極めてから口に出しますが、子どもはちょっと違うようなんですね。
思いついた単語をすぐに言ってしまうので、“ん”がつく単語をつい出しちゃうんですね。(うちの子だけかもしれませんが…)
それから、単語が出て来ないととんでもない造語を言ってみたり、ごにょごにょと誤魔化してみたりと、苦しくなった時のその子なりの対処の仕方がみられるのもおもしろいです。
他には、そんな言葉どこで覚えたの?って思うような意外な言葉を知ってて、感心したりガッカリしたり(笑)。
いろんな発見があるしりとりゲームです。
2クイズやなぞなぞ
これは子どもが大好きですよね。クイズとなぞなぞはちょっと違うので、その違いと楽しさを書いてみます。
クイズは知識を広げる
クイズは、問題を出す人が何かを質問して、答える人がその知識を持っていれば答えられる、というものです。
単純にお互いの知識を試したり、雑学や明日使えるムダ知識を教え合えったりできるのも醍醐味だと思います。
最新の雑学や流行なんかは、子どもから教えられることも多いですよ。
なぞなぞは頭をひねって考える
なぞなぞはその答えが事実とはちがっていて、言葉の意味をこじつけたダジャレや洒落であることが多いです。
韻を踏んでいたり、何かに見立てたことが答えだったりもします。
脳みそをフル回転させなければ答えが出てこないところや、思いもつかないような答えが子どもから飛び出したりするのが魅力だと思います。
クイズやなぞなぞのネタが尽きない工夫と気をつけたいこと
クイズもなぞなぞも、問題は大人が出しても子どもが出してもどちらでもOK。
知ってる問題をどんどん出し合いましょう。
できたらクイズやなぞなぞの本を用意したりウェブサイトで調べれば、ネタが無くなっちゃうことがありません。
ちなみに、答えがあんまり難しすぎると子どもがだんだん嫌になっちゃいますから、年齢に合ったクイズやなぞなぞを選んであげることが大切です。
3 看板の文字当てゲーム
これは、私も夫から教えてもらって初めて知ったゲームです。もしかしたら夫が考えたゲームかも!?
やり方は、まず問題を出す人が車の窓から見える看板を選んで、その中のある一文字を言います。
例えば“山本モータース”という看板があったとすると、問題を出す人が、「漢字で“山(やま)”」とか、「カタカナの“モ”」などと言います。
そして答える人は、キョロキョロと車外を確認して、発見したら「山本モータース!」と看板にかかれた文字全体を答えます。
一番最初に正解の看板を見つけられた人が勝ちとなります。
誰も見つけられずにその看板を通り過ぎてしまったら、問題を出した人の勝ちです。
同じ文字が使われていても、違う看板だと外れです。(“違う看板だと外れ”っていうルールはなんか微妙なので、ルールを変えてもらってかまいません)
問題を出す人がいかに見つけにくい文字を選ぶかで、難易度を上げたり下げたりできるし、答えが誰からも出ないと出題者は何とも言えない優越感を感じられます。
やるたびにみんなの視野が広がって注意深く観察できるようになっていくので、細かい文字やヘンな字体の文字を出題しても大丈夫になっていきます。
答えを探している時に、寄ってみたいお店や美味しそうなゴハン屋さんを見つけた!なんて嬉しい発見もあるかもしれませんね。
注)運転手さんはキョロキョロしてると危ないので、答える人にはならないでくださいね(笑)。
まとめ
さて今回は、子どものぐずり対策として3つのゲームをご紹介しましたが、試してみたいものはあったでしょうか?
そうはいっても、大人も子どもも疲れてる時なんかはゲームにつきあう余裕がない時もありますよね。
なので、私たち家族は“行き”はゲームを楽しんで、“帰り”はビデオ鑑賞ね、という風に使い分けていますよ。
いつもいつもゲームをやってねっていうことではなく、必要な時に上手に使ってもらえたらいいな、と思います。
今回の記事が、あなたのご家族の楽しい旅行やお出かけの助けになれば幸いです。