子どもの歯列矯正いつから始める?抜かずに顎を広げる床矯正

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歯列矯正、いつから始める?

お子さんの歯並びでお悩みですか?

「変なところから歯が生えてきちゃった!」

「このままいくと歯がガタガタになりそう。」

「すでに受け口なんだけど、どうしたらいいのかな?」

歯並びはお子さんの将来に関わることなので、とても心配ですよね。

それに、歯並びが悪いと様々なデメリットがあります。

  • 歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病になりやすい
  • 発音が悪くなる場合がある
  • 悪い歯並びによってかみ合わせが悪くなり食事に影響
  • 見た目の印象が悪くなることがある

歯を抜かない矯正治療を選択

歯列矯正、いつから

私の歯並びは、上も下もガタガタしています。歯磨きも大変だし、中学生になってからはキレイに並んだ歯で笑う友達が単純にうらやましかったです。

ですから、自分の子どもがもし歯並びが悪かったら矯正治療をしてあげたい!と強く思っていました。

そして現在、うちの長男ほーくんと次男もっちゃんは2人とも矯正治療が必要と診断され、矯正治療を行っています。

そこで今回は、うちの子どもたちが行っている歯列矯正についてご紹介します。

お子さんの歯列矯正を検討中の方の参考になればと思います。

うちの子たちが通っている歯科医院での矯正方法は、成長に合わせて様々な矯正器具を使用します。

また、歯並びが乱れる原因を取り除くためのトレーニングを、段階に応じて自宅で毎日行います。

この矯正方法なら、歯を抜かずに顎の成長を促しつつ自然な矯正ができそうだということで選択することにしました。

歯列矯正、いつから始めるのがベスト?

初診の時、歯医者さんにはこのように説明されました。

「小学校低学年の時にスタートするのが理想ですが、本人や親が少しでも“おかしい”と気づいた時に歯科医院で相談されると良いでしょう。

ただし、中学生や高校生の場合は骨の成長がピークを過ぎていることが多いため、「成人矯正(ワイヤー矯正など)」になる場合が多いです。」

うちの場合、ほーくんが小学2年生の夏、もっちゃんは1年生の冬に治療をスタートしました。

個人的には、特に問題なく順調に進んでいるので、ベストな時期にスタートできたかなと思います。

歯列矯正には、いくらかかる?

歯列矯正、いくらかかる

子どもによって歯の状態は異なるため、あくまでも“うちの子たちの場合”ということでご承知おきください。

ちなみに、日本国内では矯正治療は基本的に“自由診療”となるため、健康保険は適用されません。

ほーくんの場合

歯の状態:現在 生えている歯自体は問題ないが、歯茎の下で育っている歯が永久歯が平均に比べてだいぶ大きいので、このままいくと顎の大きさが足りない。

  • 初診料             30,000円+税
  • 矯正システム治療費       350,000円+税
  • 月に1度の診療費          5,000円+税

もっちゃんの場合

歯の状態:現在 生えている歯がすでに隙間なく並んでいるため、永久歯が生えるスペースが明らかに足りない。また、舌の悪い癖があり発音も一部不鮮明。

  • 初診料             30,000円+税
  • 矯正システム治療費       400,000円+税
  • 月に1度の診療           5,000円+税

初診はレントゲン撮影はもちろん、唾液検査や本人への矯正治療の必要性の説明など、時間も4時間程度かかるので妥当な金額かと思います。

また、矯正システム自体は、ワイヤーを使ったブラケット治療と比較すればかなり安価といえます。

月に1度の診療には、歯のクリーニングや検査・記録・トレーニング指導が含まれます。前払チケットを事前に購入すれば割引もあります。

基本的にはこれ以外に支払いが発生することはありません。

例外として、本人の不注意で矯正装置を紛失・破損した場合などの装置再作製費用は、自己負担となる場合があります。

矯正治療の効果は?

ほーくんの治療効果

ほーくんの場合、初診のレントゲン写真で生えかわりを待つ永久歯がところ狭しと並んでいてギョッとしたものです。

下の写真は、矯正治療スタート時に撮影したほーくんのレントゲン写真です。(永久歯が大きい!)

歯列矯正、いつから

でも、5年生になった現在、ほぼ生えかわった永久歯は見事にきれいに並んでいますので、しっかりと効果があったことが判ります。

もっちゃんの治療効果

もっちゃんの場合は、顎が小さく乳歯がきちきち並んでいる上に、前歯も出っ歯になりかけていたので、ほーくんの時より心配でした。

現在、治療を初めて半年以上になりますが、装置と毎日のトレーニングの効果がはっきりと見られます。こちらは治療スタート時の写真。

歯列矯正、いつから

そしてこちらが、治療開始後1ヶ月の写真です。1ヶ月でこれだけ変化しました!

矯正治療、いつから

矯正治療はいつまで続くの?

先生のお話しでは、個人差はあるものの、小学校低学年から始めた場合には平均で2~4年間の治療期間である場合が多いですよ、というお話しでした。

ちなみに、ほーくんは現在5年生ですが、「このまま順調にいけば小学校卒業時点で終わり」と言われています。

歯列矯正の良いところ・大変なところ

良いところ

  • 治療の効果が分かりやすい。1ヶ月ごとの診療時に写真等を使って経過説明があるので、変化を目で見て実感できる。
  • 初診時に、子ども自身にも歯列矯正の重要性について説明してもらえたので、親子で同じ気持ちで取り組めている。
  • 矯正装置は必要な時に取り外し可能なので、子どもに自分のものを自分で管理する力が身に付いた。

大変なところ

  • 治療費が高い。従来の矯正治療に比べれば安価ではあるが、保険も適用外なため金銭的負担は大きい。
  • 子どもが高学年になると反抗的になり、宿題のトレーニングをやらない場合があるので、うまく誘導することが求められる。
  • 矯正装置の細かい設定などは親が忘れずにやらなければならず、私のように面倒くさがりなお父さん・お母さんは努力が必要(笑)。

まとめ

子どもの歯列矯正、いつから

今回は、子どもの歯列矯正について我が家の場合をご紹介しました。

歯の状態や顎の成長度合いはお子さんによって様々ですが、その子に合った歯列矯正の最適な時期や治療方法がきっとあると思います。

仕上げ磨きの時などに見ていて、もしも気になることがあるようなら、小児矯正治療を行っている歯医者さんで一度相談されることをおすすめします。

お子さんの健やかな歯の成長を願っています。

 

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