子どもとテレビ、我が家のルール。テレビを主体的に観るために

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子どもとテレビ、我が家のルール

テレビって、何となくずっと観てしまいませんか?

自分が観たいと思う番組が終わったら消そうかな~と思っていても、途切れることなく次の番組の予告が始まって、ついつい観てしまうことが私はよくあります。

大人でもそんな風になりがちなテレビ、子どもがダラダラ観てしまうのも当然と言えば当然ですよね。

今回の記事では、そんなテレビと子どもがうまく付き合えるよう、我が家で決めたルールをご紹介します。

この記事を読めば、子どもと一緒にテレビの視聴ルールを決める際のヒントになるかもしれません。

テレビのルールを決めた経緯

子どもとテレビ、我が家のルール

我が家の場合、子どもがまだ保育園児の頃は、平日はほとんどテレビをつけませんでした。

意図的にではなく、単にあまりそういう時間が無かったのです。

休日も、子供番組を少し観るくらいでしたからルールを決める必要はありませんでした。

それが小学生になると、私が仕事を辞めたこともあり家で過ごす時間が増え、テレビを観る機会が増えていきました。

テレビがついているとついダラダラと観てしまいます。それで宿題に取りかかる時間が遅れていき、寝る時間もどんどん遅くなってしまいました。

そこで家族で話し合い、ルールが必要だねということになりました。

テレビのルール作りのポイント

他のことでもそうですが、子どもとルールを作る場合には、本人も納得していることが肝心です。

子どもも子どもなりに自分の意見を持っています。

それらをちゃんと聞いた上でお互いが納得できる着地点をルールにすれば、守られやすい無理のないルールが作れます。

そして一度決めたルールも、途中で状況が変わったり子どもの成長に合わせたり、その都度見直しをしていくことが必要になります。

ルール1 食事中はテレビを観ない

子どもとテレビ、我が家のルール

食事の時間は、家族でコミュニケーションを取るのに最適な場だと思います。

「これ、美味しいね。どうやって作るの?」

「今日学校でこんなことがあってね。」

などなど、家族で食卓を囲んでいると自然と話しに花が咲きます。

でも、そんな食事の時間にテレビがついていたらどうでしょう?

みんながテレビに集中してしまって、会話を楽しむことは無くなってしまいそうですよね。

また、テレビに夢中では食事の味も充分に楽しむことはできません。

ですから我が家では、普段の食事中はテレビはつけません。

家の間取りも、ダイニングテーブルからみえる位置にテレビを配置しない設計にしました。

ただ、年末年始など特別な時には、テレビの前にローテーブルを出して料理を並べることもあります。

”紅白歌合戦を観ながらお鍋を囲む”など、非日常の楽しみとしては良いと考えています。

ルール2 テレビは宿題が終わってから

子どもたちが小学校から帰ってきてすることといえば何でしょう。

我が家の場合は以下のような感じです。

  • おやつを食べる
  • 一人で遊ぶ
  • 兄弟で遊ぶ
  • 友達と遊ぶ
  • テレビを観る
  • ゲームをする
  • 宿題をする
  • 本を読む
  • ボーっとする
  • カーペットでゴロゴロする

いろいろありますね。

この中で、ついダラダラ続けがちなことがあります。うちの子たちの場合はテレビとゲームです。

この2つは人工的に作り出されたもので、しかも大人でも途中でやめるのが困難なほど中毒性があるものだと思います。

ですから、テレビとゲームについてはある程度のルールが必要だと考えました。

そこで我が家では最初、”テレビとゲームは宿題が終わってから”というルールにしました。

ところが、そのルールでしばらくやってみたところ、子どもたちが宿題をいい加減にやるようになってしまったのです。

子どもたちの意見をきいてみると、

「家に帰ってきてから、ちょっとくらい楽しみがほしい!」

ということでした。どうやら、子どもたちにとってテレビとゲームは大切な息抜きになっていたようです。

考えてみたら、学校で勉強をたくさんしてきて、家で息抜きをしたいという気持ちもわかります。

そこでもう一度、家族みんなで話し合いをしました。

そして、テレビとゲームのうち、どちらかは宿題が終わる前でもできるようにしようということになりました。

子どもたちの意見は、それならゲームを先にやりたいとのことでした。

夫も私も、ゲームなら制限時間が決まっているのでテレビより区切りもつけやすいだろうと考え賛成しました。

そうしてルールを変えてからは、帰ってきてからまずはゲームを楽しみ、その後はスッキリした様子で集中して宿題に取り組むようになりました。

子どもとテレビ、我が家のルール

ルール3 テレビは夜7時まで(休前日は夜8時まで)

テレビをダラダラと観ていると、あっという間に時間が経ってしまいます。

いくら宿題が終わっているからといって無制限に観ていると寝る時間が遅くなってしまうので、我が家ではテレビは夜7時までと決めています。

子どもは夜8時には布団へ行くようにしているのですが、7時にテレビを消すことでお風呂に入ったり歯をみがいたりといった寝る前にすることも余裕をもってできます。

また、テレビやスマホ、ゲーム機の液晶画面から出ているブルーライトは、睡眠を促進するホルモンである、“メラトニン”を減少させてしまうといわれていますので、寝る1時間前にはテレビを消すことでスムーズな入眠効果も期待できます。

ただ、次の日がお休みの場合は夜7時までだと早過ぎるということで、休前日は夜8時までにしています。

テレビを主体的に観るには

我が家では、家族一人ひとり好きなテレビ番組が違うので、それぞれがお気に入りの番組を録画しています。

番組を決めて観ることで、次の番組の番宣につられてしまうのを防げます。

また、子どもたちがCMに洗脳されて、おもちゃや怪しげなお菓子を欲しがることもないです(笑)。

そして何より良いのは、番組を選んで観ることにより、テレビを受動的ではなく主体的に観ることができる点です。

まとめ

子どもとテレビ、我が家のルール

以上、我が家のテレビ視聴ルールは3つです。

  1. 食事中はテレビを観ない
  2. テレビは宿題が終わってから
  3. テレビは夜7時まで(休前日は夜8時まで)

我が家ではこのルールがあるおかげで、大人も子どもも楽しくテレビと付き合えています。

テレビとの付き合い方を少し見直すだけで、家族の楽しい時間をもっと増やすことが出来るかもしれません。

少しでも参考になれば幸いです。

 

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